【カタログ読み解き術】Intel Core vs AMD Ryzen 徹底比較!「型番」と「末尾記号」で選ぶ、失敗しない副業PC

CPU スペックの見方

はじめに:CPUを理解すれば、あなたのPC選びは怖くない!

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こんにちは!べんすけです。

パソコンの「脳」にあたるCPU(中央演算処理装置)は、PCの処理速度を決定づける最重要パーツです。「Core i5」や「Ryzen 7」といったブランド名だけを見て選んでいませんか?

この記事では、店頭のカタログを見て、「これは自分の作業に十分か?」「無駄に高性能すぎないか?」を自分で判断できるようになるために、初心者の方にも分かりやすくCPUの選び方を徹底解説します!


I. CPUの基礎知識:カタログの「数字」が持つ意味

CPUの性能は、以下の3つの重要な指標で決まります。ここを理解できれば、あなたはもうCPU選びの初心者ではありません。

例:インテル® Core™ i5-13420H プロセッサー の場合

  • カタログ記載例: 8コア (4Pコア + 4Eコア) / 12スレッド (Pコア 最大 4.60 GHz Eコア 最大 3.40 GHz)

1. コア数とスレッド数:作業員の数と効率(最重要!)

現在のIntel CPUは、役割の違う2種類のコア(Pコア/Eコア)を持ちます。

  • Pコア (Performance-core): 高性能コア。動画編集など、最も重いメインの作業を担当します。
  • Eコア (Efficient-core): 高効率コア。Webブラウザや裏側の軽作業を担当し、省電力に貢献します。
項目意味判断のポイント
コア数PコアとEコアの合計。物理的な「頭脳」の数数が多ければマルチタスクに強い。副業用途なら合計8コア(4P+4E)以上を目安に。
スレッド数コアが同時に実行可能な「作業の単位」の数。コア数の1.5倍~2倍の数値が理想的。この数値が大きいほど、CPUの待ち時間を減らし、効率的に多くのタスクを処理できる。

2. クロック周波数(GHz):作業スピード

  • 意味: CPUが1秒間に処理できるサイクル数(速度)です。
  • 数字の判断: 数値が大きいほど、単一の作業が速くなります。PコアとEコアで速度が異なるため、Pコアの最大値(例: 4.60 GHz)を見て速さを判断します。

3. キャッシュ(MB):高速な作業机

  • 意味: CPUが処理に必要なデータを一時的に置いておくための、超高速な一時保管場所です。
  • 数字の判断: 数値が大きいほど、データを探す時間が減り、動作がよりスムーズで安定します。

II.どっちを選べばいい?Intel Core vs AMD Ryzen 性能比較表

現在のノートPC市場を二分するIntelとAMD。どちらがあなたの用途に最適か、最新の動向を踏まえて比較します。

評価軸Intel Core / Core UltraAMD Ryzen (Ryzen AI)どちらを選ぶべき?
グレードCore i3/5/7/9 (Ultraも同様)Ryzen 3/5/7/9数字が大きいほど高性能。Core i5とRyzen 5はミドルレンジの同格
シングル性能◎ (高性能)〇 (拮抗)アプリの立ち上げ速度やゲームの安定性では、Intelがわずかに有利な傾向があります。
マルチ性能〇 (高性能)◎ (高性能)高負荷な動画編集や、多くのタスクを同時に行う作業では、AMD Ryzenが優位なモデルが多くあります。
内蔵GPUIris Xe Graphics (Ultraで強化)◎ (Radeon Graphics)グラフィック処理能力はRyzenに軍配。本格的なゲームや動画編集を単体GPUなしで行うならRyzenが有利。
電力効率〇 (Core Ultraで大幅改善)◎ (非常に優れている)バッテリー駆動時間を最優先するモバイルユーザーは、AMD Ryzen搭載機が有利です。
AI性能◎ (Core Ultra/NPU搭載)◎ (Ryzen AI/NPU搭載)最新世代はどちらもAI専用ユニット(NPU)を搭載。AI機能の利用はどちらでも快適です。
コスト△ (ミドルレンジ以上は高め)〇 (コスパに優れる)同じ性能なら、Ryzenの方が安く買える傾向があり、費用を抑えたい副業ユーザーにおすすめです。

III. 【プロの読み解き】型番の数字と末尾記号の意味

「Core i7-14700K」や「Ryzen 7 7840U」といった長い型番こそ、そのCPUの正体を最も正確に示しています。カタログを読み解くために、このルールを覚えておきましょう。

1. Intel Core の型番の数字の読み解き方

型番例Core i7-14700KCore i7-14700K意味
i7 の部分ブランドCore i7/i5/i3などのブランド名です。数字が大きいほど高性能なシリーズです。
最初の1~2桁 (14)世代第14世代であることを示します。数字が大きいほど新しい技術を使っています。
その後の3桁 (700)品番/性能ランク同じブランド・同じ世代の中でも、コア数や周波数を細かく分ける品番です。数字が大きいほど高性能です。

2. AMD Ryzen の型番の数字の読み解き方

読み解く数字型番意味
ブランドRyzen 7 7840URyzen 7/5/3などのブランド名です。数字が大きいほど高性能なシリーズです。
1桁目Ryzen 7 7840Uモデルイヤーを示します。「7」なら2023年モデル「8」なら2024年モデルです。
2桁目Ryzen 7 7840U性能グレードを示します。同じブランド内での性能ランクであり、数字が大きいほど高性能です。
3桁目Ryzen 7 7840Uアーキテクチャを示します。「4」ならZen 4というコアの技術世代です。(Zen 5なら5)

3. 末尾記号(アルファベット)←一番知っておくべきかも

この末尾記号こそ、デスクトップ用かノートPC用か、そして省電力性か最高性能かを示す、最も重要な情報です。

記号意味と搭載PC用途
K (i7-14700K)デスクトップ用・最高性能冷却性能の高いデスクトップPC専用。動画編集やゲームに最適。
HX / X (i9-14900HX)ノートPC用・最高性能ゲーミングノートPCなど、デスクトップに匹敵するパワーを持つノートPCに搭載。
H / HS (i7-13700H)ノートPC用・高性能クリエイター向けノートPCなどに搭載される、バランスの取れた高性能CPU。
U (i7-1355U)ノートPC用・省電力薄型モバイルノートPCに搭載。バッテリー持ちを最優先し、Web閲覧や事務作業に最適。

💡 この知識で何がわかるか?

同じ「Core i7」という名前でも、i7-14700Kデスクトップで最速ですが、i7-1355UノートPCの省電力版であり、性能は全く違います。あなたの用途に合ったモデルを見極めるために、末尾記号を必ず確認しましょう。


IV. 実践!Lenovoのモデルから選ぶCPUと用途

実際に市場に出ているLenovoの人気モデルを例に、どのCPUがどんな用途に向いているかを見てみましょう。

おすすめ用途推奨CPUグレードとシリーズ搭載モデルの例(Lenovo)選び方のポイント
【ブログ・事務特化】Core i5 または Ryzen 5 (Uシリーズ)IdeaPad Slim 3末尾「U」は電力効率(バッテリー持ち)最優先。ブログ執筆、Webリサーチ中心ならこれで十分です。
【コスパ・バランス】Core Ultra 5/7 または Ryzen 5/7 (HS/Hシリーズ)IdeaPad Slim 5末尾「HS/H」は高性能。コスパを重視しつつ、簡単な動画編集までこなしたい人に最適です。
【プロのメイン機】Core i7 または Ryzen 7 (PROシリーズ)ThinkPad X13 / X1 Carbon「PRO」はビジネス用途に特化し、安定性と耐久性が非常に高い高性能モデルです。
【最高性能】Core i9 または Ryzen 9 (HXシリーズ)Lenovo Legion (ゲーミング)末尾「HX」は最高速。動画編集や3Dモデリングを仕事にする、待ち時間をゼロにしたい人向け。
レノボ公式サイトで見てみる

最終結論:あなたのPC選びは「U」「H/HS」「K」のどれかで決まる!

PCを選ぶ際は、まずグレードを決め、次に末尾のアルファベットをチェックすることが重要です。

  • バッテリー持ち最優先のモバイル利用なら → 末尾「U」(Ultra-Low Power)
  • 高性能ノートPCでクリエイティブ作業をするなら → 末尾「H」または「HS」(High Performance / Slim)
  • 最高性能のデスクトップPCで作業をするなら → 末尾「K」(Overclock対応デスクトップ)

あなたの活動に最適な一台を選び、快適なPCライフを送りましょう!

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