レノボの公式サイトで理想のパソコンを選び抜き、いよいよ「カートに入れる」をクリック。しかし、その先に待っているのは、さらに膨大な「周辺機器やサービス」の選択肢です。
「純正のマウスは買ったほうがいいの?」 「保証のプランが多すぎて、どれが適切かわからない」 「ここで選ばないと、後で損をするのではないか?」
ネットで高額なパソコンを購入するのが初めてであれば、ここで足が止まってしまうのは当然のことです。この記事では、レノボのカスタマイズ画面に登場する主要なアイテムを一つずつ解剖し、後悔しないための判断基準を詳しく解説します。
1. 注文時に「絶対に」検討すべきは周辺機器よりも「保証サービス」
周辺機器の話に入る前に、最も重要な話をさせてください。カスタマイズ画面の初期段階で出てくる「保証とサポート」。これはマウスやバッグを揃えるよりもはるかに優先順位が高い項目です。なぜなら、これらは「購入時」にしか選べない、あるいは後からの加入が非常に難しいからです。
① 保証期間の延長(1年から3年へ)
標準では1年保証ですが、パソコンの故障(特にノートパソコンの基板や液晶パネル)は、使用開始から2〜3年目に起こりやすいのが現実です。1年が過ぎた瞬間に故障し、修理費用に数万円、場合によっては10万円を超える見積もりが出て愕然とする……。そんな事態を防ぐために、「3年保証」への延長は必要といえるかもしれません。これは「修理代の先払い」ではなく、「3年間の安心をセットで買う」という賢い投資です。
② アクシデント・ダメージ・プロテクション(ADP)
通常の保証では、自然に壊れた場合はカバーされますが、自分の不注意による故障は対象外です。
- 家族が飲み物をこぼしてしまった
- 持ち運び中にうっかり落として画面を割った
- 落雷による電圧変化でショートした こうした「アクシデント」までカバーしてくれるのがADPです。特にYogaのような高級ノートPCや、重量のあるLegionを移動させる予定があるなら、この安心感は何物にも代えがたいはずです。
③ プレミア・サポート
「パソコンの使い方がわからない」「インターネットが急に繋がらない」といった、機械そのものの故障以外の悩みに24時間365日応えてくれる専用窓口です。身近に詳しい人がいない、あるいはメーカーの一般窓口に電話してもなかなか繋がらないというストレスを避けたい方にとっては、最も頼もしい相棒になるサービスです。
2. マウス・キーボード:純正で揃えるメリットと妥協点
次に表示されるのが入力デバイスです。
純正マウスを選ぶべき理由
特にゲーミングPCのLegionやLOQを購入する場合、カスタマイズ画面に表示されるマウスは「Legion Mシリーズ」などの高性能なものです。
- デザインの統一感: パソコン本体と同じライティング(光り方)や質感で揃えられます。
- 設定の統合: レノボの管理ソフト「Lenovo Vantage」一つで、PC本体とマウスの設定をまとめて管理できるのが、初心者の方には非常に楽です。他社製マウスだと、別の設定ソフトをインストールしなければならず、管理が煩雑になります。
一方で、見送っても良い場合
すでに使い慣れたマウスがある、あるいは「マウスは実際に店頭で触ってから決めたい」というこだわりがあるなら、ここでは無理に買わなくても大丈夫です。マウスは汎用性が高いため、後からAmazon等で安価なものを買うことも可能です。ただし、セット割で数百円〜数千円安くなっている場合は、探す手間を考えて一緒に買ってしまうのがスマートです。
3. モニター(ディスプレイ):デスクトップ派は要チェック
デスクトップPC(Legion TowerやLOQ Tower)を選んだ場合、モニターは必須の選択肢として現れます。
レノボ製モニターを一緒に買うメリット
- 技術的な相性: そのパソコンに積まれているグラフィックボードの性能を最大限に引き出せる(映像のズレを防ぐG-SYNC対応など)モニターが優先的に表示されます。
- 配送とセットアップの簡略化: 別々のお店でバラバラに買うと、PC本体は届いたけれどモニターが数日遅れて届く……といったもどかしい状況になります。セット注文なら、届いたその日に全ての配線を繋ぎ、すぐに使い始めることができます。
慎重になるべきポイント
モニターはパソコン本体と同じくらい、人によって「好み」が出るデバイスです。画面の表面が「光沢(鮮やかだが反射する)」か「非光沢(落ち着いた色味で目が疲れにくい)」か。もし、すでに自宅に使えるテレビやモニターがあるなら、一旦は見送って「本体の性能(CPUやメモリ)」のアップグレードに予算を集中させるのが、後悔しないコツです。
4. PCバッグ・スリーブケース:サイズ選びの失敗を防ぐ
特にノートパソコン(YogaやLegionノート)を買う際、必ず検討してほしいのが「専用ケース」です。
「14.5型」などの特殊サイズに注意
最近のノートパソコンは画面の縁が狭くなり、昔の14インチよりも本体がコンパクトになっています。また、Yogaなどの最新機種は「14.5インチ」といった特殊なサイズもあります。市販の汎用ケースを適当に買うと、「大きすぎて中で動く」あるいは「厚みが合わなくてチャックが閉まらない」という失敗が多発しています。 カスタマイズ画面で提示されるケースは、そのパソコン専用、あるいは最適なサイズが選ばれているため、「絶対にサイズ選びで失敗したくない」なら、ここで純正品を買っておくのが最も確実で安全です。
5. ドッキングステーションやアダプター:利便性を拡張する
Yogaのような薄型ノートパソコンの場合、本体が薄い分、USB端子の数が限られていることがあります。
- USB Type-C ハブ(ドック): デジカメのSDカードを読み込んだり、プリンターや外付けハードディスクをいくつも繋いだりする予定があるなら、これがあると非常に便利です。
- 予備のACアダプター: 「リビングと書斎、どちらでも使いたいけれど、毎回重いアダプターを抜いて持ち運ぶのは面倒」という方は、このタイミングで予備を買っておくと、後から単品で注文するより安く手に入ることがあります。
6. まとめ:あなたの「安心」に必要なものだけを選び抜く
レノボのカスタマイズ画面は、あなたが新しいパソコンライフをスムーズに、そして安心して始めるための「おもてなしのリスト」です。最後に、あなたが迷った時のための最終チェックリストを提示します。
- 「保証」はケチらない方がよい: 3年保証とADP(自損保証)は、形のある周辺機器よりも優先すべき「目に見えない保険」です。
- 「専用設計」は一緒に買う: ケースや特殊な接続ドックなど、サイズや規格の相性が重要なものは純正品が一番です。
- 「汎用品」は後回しでも可: 普通のマウス、ヘッドセット、LANケーブルなどは、後からいくらでも買い足せます。
ネットでの大きな買い物だからこそ、一時の安さだけに目を奪われず、「数年後も安心」で使っていられる選択をしてください。レノボのLegionやYogaは、それに応えるだけの素晴らしい品質を持っています。


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