こんにちは!べんすけです。
前回の記事でLenovoデスクトップには4つの主要なシリーズがあることをお伝えしました。今回は、その中でもビジネスPCの王道であり、「壊れない」というイメージが強いThinkCentreシリーズに焦点を当てて深掘りしていきます。
ThinkCentreは、省スペースな小型筐体が多く、置き場所に困らないのに性能は高いという特徴があります。モデルによっては公式ページで細かくカスタマイズできるため、自分好み、あるいは会社で必要なスペック・機能をピンポイントで搭載したPCの購入が可能です。
この記事を読めば、あなたの用途に最適なThinkCentreモデルを見つけられます!
1. ThinkCentreの特徴:なぜビジネスの現場で信頼されるのか?
ThinkCentreシリーズが多くの企業や個人事業主に選ばれる理由は、その堅牢な設計と手厚いサポートにあります。
① 省スペースな筐体と高い性能の両立:全5種のフォームファクター
ThinkCentreには、下の表のようにサイズと拡張性の異なる5種類のフォームファクターがあり、設置場所に合わせて選べます。
| 筐体サイズ | 特徴 | CPU・メモリ拡張性 | 最大ストレージ |
| Tiny | お弁当箱サイズの超小型(約1L)。特殊な用途、持ち運びにも向く。 | 省電力/通常版・最大64GB | SSD×1~2+HDD×1 |
| Neo | TinyとSmallの中間サイズ。デザイン性が高い新シリーズ。 | 通常版・最大64GB | SSD×1+HDD×1 |
| Small | デスクに置いても圧迫感のない小型(10L以下)。拡張性と性能のバランス◎。 | 通常版・最大128GB | SSD×1~2+HDD×2 |
| Tower | ミニタワー型(20L以下)。拡張性、冷却性、電源容量に優れる。 | 通常版・最大128GB | SSD×2+HDD×3 |
| All-in-One | モニター一体型。配線がシンプルで、対面用途に最適。 | 通常版・ほぼ無し | SSD×1+HDD×1 |
性能は基本的に筐体が大きい方が、高い電源容量(最大500W)を搭載できるため、より高いパフォーマンスを発揮できます。
② 堅牢性を証明するMIL規格準拠
Lenovoのビジネスモデルは、MIL規格(米軍の物資調達規格)に準拠したテスト(衝撃、温度、湿度など)をクリアしており、耐久性は抜群です。この堅牢性が、長期間にわたる安心した運用を可能にします。
③ 充実したセキュリティ機能と手厚いサポート
セキュリティとサポートの手厚さもビジネスモデルならではです。
- セキュリティ: TPM、ハードディスクパスワード、Smart USB Protectionなど、多くのセキュリティ機能が搭載され、Lenovoの包括的なセキュリティ「ThinkShield」に守られています。
- サポート・保証: 標準でオンサイト修理(技術員が訪問修理)の保証が付いており、最長で5年までの延長や、24時間365日対応のプレミアサポートも選択できます。
2. モデルの選び方:数字と名称で変わるスペック
ThinkCentreのモデル名には法則があり、これを理解すると自分に必要なスペックがすぐに見えてきます。
① シリーズの数字(70/80/90)
ここ最近のThinkCentreは、70シリーズ、80シリーズ、90シリーズに分かれています。
| シリーズ | vPro対応 | PCI Express x16 | ストレージ | 向いている人 |
| 70シリーズ | × | 〇(Tinyは無し) | SSD+HDD(変更不可) | vProが不要な個人利用。価格重視。 |
| 80/90シリーズ | 〇 | 〇(Tinyは無し) | SSD×2+HDD | vProが必要な企業、大容量ストレージが必要な人。 |
- 75というモデル名は、AMD Ryzenプロセッサーを搭載したモデルであり、仕様は70シリーズに準じます。
② 筐体と性能の進化(Gen 〇)
モデルチェンジをするとGen 〇という名称が追加されます。数字が大きいほど新しいモデルです。基本的に新しい世代のCPUや技術が搭載されているため、Genの数字が大きいものを選ぶのが賢明です。
3. 【タイプ別】ThinkCentreの主要5シリーズを徹底比較
ここからは、あなたの設置場所や用途に合わせて、各シリーズの具体的な特徴とおすすめのモデルを見ていきましょう。
🅰️ Tinyシリーズ:究極の省スペースと特殊用途
超小型(約1L)の筐体で、デスクの裏やモニターの裏に隠して設置できます。あえて小さな筐体を選ぶ理由は、場所を取らないことと物理的な干渉を防げること。
- 特におすすめの用途: 来客用PC、受付・店頭の端末、省スペースを最優先するホームオフィス。
- おすすめモデル: ThinkCentre M90q Tiny Gen 6 (Intel) (超小型ながらワークステーション級スペック)、ThinkCentre M75q Tiny Gen 5 (AMD) (高コスパな省電力モデル)。
🅱️ Smallシリーズ:筆者イチオシの万能型
Tinyより一回り大きい10L以下の筐体で、性能・拡張性・設置性のバランスが最も優れています。通常版の高性能CPUや最大128GBメモリ(4スロット)が搭載できる点が魅力です。
- 特におすすめの用途: メイン機として長時間使用したい人、場所を取らず拡張性も欲しい人(筆者のイチオシ!)。
- おすすめモデル: ThinkCentre M90s Small Gen 6 (Intel) (NPU搭載、驚異的な拡張性を誇る最新機種)。
🅒 Towerシリーズ:性能に妥協しない高性能型
Mini-Tower型(20L以下)で、ThinkCentreの中で最も拡張性・冷却性に優れ、高性能グラフィックボード(RTX 5060など)も搭載可能です。
- 特におすすめの用途: 性能に妥協したくないが、フルサイズのデスクトップは大きすぎると感じる人、動画編集や簡易的な3D作業もしたい人。
- おすすめモデル: ThinkCentre M90t Tower Gen 6 (Intel) (ワークステーション級の最高峰モデル)。
🅓 All-in-One(AIO)シリーズ:配線不要のシンプルデザイン
モニターとPC本体が一体になっているため、電源コードを繋ぐだけで使用できます。セットアップが簡単で、配線もシンプルにまとまります。
- 特におすすめの用途: 対面営業や受付用のPC、配線を整理したいリビングや書斎。
- おすすめモデル: ThinkCentre M70a All-In-One Gen 6 (高性能CPU、画像編集にも向くディスプレイ色域)。
🅔 Neoシリーズ:新しい選択肢(TinyとSmallの中間)
2022年に追加された新しいシリーズで、Smallシリーズより若干小型なNeo SmallやTower型があります。デザイン性が高く、最新のCore UltraシリーズCPUを搭載しています。
- 特におすすめの用途: デザイン性を重視しつつ、ThinkCentreの安定性を求める人、最新のCore Ultraシリーズ搭載機を試したい人。
- おすすめモデル: ThinkCentre Neo Ultra Gen 2 (RTX 5060搭載可能、ハイエンドミニPC)。
まとめ:あなたの「安定性」を支えるThinkCentreの選択肢
ThinkCentreは、ただ丈夫なだけでなく、Tiny、Small、Tower、Neo、そしてAll-in-Oneという5つの柱によって、あらゆるビジネスシーンの要求に応えるラインナップを持っています。
あなたがどのモデルを選ぶべきか、最後にもう一度整理しましょう。
- 究極の省スペースなら: Tiny
- バランス重視のメイン機なら: Small
- 性能・拡張性重視なら: Tower
- 配線とシンプルさ重視なら: All-in-One (AIO)
高性能なビジネスモデルはサポートも手厚いので、企業としてはもちろん、個人でも安心して長く使えます。


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