こんにちは、べんすけです!
前回はCPUやストレージ(SSD)について紹介しましたが、今回はパソコンの動作スピードを決めるもう一つの重要な要素――「メモリ(RAM)」について解説します。
「メモリってよく聞くけど、結局どんな役割?」
「8GBと16GBってそんなに違うの?」
そんな疑問を、50代の僕でもわかるように、やさしく整理していきます!
🧠 メモリ(RAM)ってなに?
メモリは、パソコンが一時的に作業をするための作業台みたいなものです。
CPUが「脳」だとしたら、メモリはその脳が使う「作業机」。
机が狭いと、同時に広げられる資料(アプリ)が少なくて、片付けながら使わないといけません。
でも机が広ければ、たくさんの資料(アプリ)を同時に開いてもスムーズに作業できるんです。
💾 ストレージ(SSD)との違いは?
前回説明したSSDは「本棚」や「引き出し」にあたります。
つまり、データを保存しておく場所。
一方メモリは「今すぐ使うデータを一時的に置く場所」。
パソコンをシャットダウンすると、メモリの中身はすべて消えます。
一時的にスピードを上げるための“作業領域”なんです。
⚙️ メモリ容量ごとの違いをざっくり解説!
容量 | 主な用途 | 快適度 | 備考 |
---|---|---|---|
4GB | 超軽作業(文書作成・メールのみ) | ★☆☆☆☆ | 今は正直おすすめできません |
8GB | ネット・YouTube・ブログ更新 | ★★★☆☆ | 一般的な用途なら十分 |
16GB | 写真編集・軽い動画編集 | ★★★★☆ | 快適!長く使えるバランス |
32GB | 動画編集・DTM・マルチタスク | ★★★★★ | プロやヘビーユーザー向け |
💬 実際の使用感:8GBと16GBの違い
僕が以前使っていたノートPC(8GB)では、
ブラウザを10個くらい開いたり、画像編集ソフトを同時に動かすと少しもっさり感が出ました。
でも今のレビュー用PC(32GB)は、アプリをいくつ開いても一瞬で切り替わる。
CPUの性能もあるけど、「メモリが多い=余裕がある」ってことを体感できましたね。
🧩 メモリ容量を選ぶときの目安
利用スタイル | おすすめ容量 | 理由 |
---|---|---|
ネット・メール・ブログ | 8GB | コスパ重視でOK |
画像編集・WordPress運営 | 16GB | 同時作業でも安定 |
動画編集・デザイン制作 | 32GB | 高速処理でストレスなし |
ゲームや3Dモデリング | 32GB以上 | グラフィック性能も重要 |
🔍 メモリの規格もチェックしておこう
最近のノートPCでは、
- DDR4(旧世代)
- DDR5(最新世代・高速)
の2種類があります。
DDR5は動作速度が速く、省電力で安定しています。
たとえば僕がレビュー中の「Ideapad Slim5 Gen10」もDDR5(5600MHz)で、アプリの起動が本当にキビキビしてる!
📦 メモリはあとから増設できる?
ノートPCによってはできる機種とできない機種があります。
最近の薄型モデルはメモリが基板に**固定(オンボード)**されていて、あとから増設できないことも多いので注意。
購入時に「8GB or 16GB」を迷ったら、迷ったら上の容量を選ぶ! が鉄則です。
あとで後悔するケースが多いですからね。
🧭 まとめ:迷ったら16GBがベスト!
初心者の方なら、今のところ 16GBが最もバランスの取れた選択。
ブラウジングもOffice作業も快適で、軽い動画編集にも対応できます。
将来的に「動画編集」や「画像処理」をやってみたいと思っている人は、
最初から16GB以上のモデルを選んでおくと安心です。
📘 関連記事:
コメント